◇組織改編
▽CEOオフィスにCJ部新設:顧客の顕在化・潜在的な欲求を満たす製品・情報・サービスを提供することで得られる顧客歓喜(CJ)を追求する。CJ部は、企画推進室ならびに、顧客価値情報センターと、収集・蓄積した情報に基づく製品改良を担う技術センターの1室2センター体制で構成。
▽日本事業本部(JBHQ):医療用医薬品、一般用医薬品、ジェネリック医薬品、診断薬の4事業のマーケティング機能やプロモーション活動の融合を進め、事業基盤の強化と事業間シナジーを追求する。また、患者が安心して暮らせる「まちづくり」推進体制を強化し、オンコロジー領域参入に向けた本部体制構築を図る。
そのため、[1]オンコロジー領域参入に向けた本部体制強化で、戦略企画部にオンコロジー・マーケティング企画室を新設[2]フランチャイズ領域におけるマーケティングを強化するため、医薬統括部に育薬支援室を新設[3]効率的な流通推進活動に向け、東京流通推進部と千葉・埼玉流通推進部ならびに神奈川流通推進部を統合し、東京流通推進部とする。また、関西北陸流通推進部と兵庫流通推進部を統合し、関西北陸流通推進部とする[4]一般用医薬品の新製品開発強化と、生活者に視点を置いたマーケティング展開を企図し、薬粧事業部を再編して、コンシューマ・マーケティング(CM)部と販路政策部を新設する。
▽創薬研究本部:化学物質をはじめとする創薬資源の管理を徹底し、適正な研究活動を推進することを目的に、創薬資源管理推進室を新設。
▽生産物流本部:各国の実態に合わせた製品提供を実現するため、企画推進部を発展的に解消し、デマンド・チェーン統括部を新設。
◇人事異動
代表執行役専務CEOオフィス管理担当兼CJ担当兼最高財務責任者(CFO)松居秀明、執行役アジア・大洋州・中東事業担当兼EARS・マネージングディレクター岡田安史