フェリング・ファーマの新たなCEO代表取締役に津村重吾氏が11日付で就任した。同氏は、これまで伊藤忠商事、ソニー、グラクソスミスクライン、ノバルティスファーマでキャリアを積み、直近ではノバルティスのフィリピン法人社長・マネージングディレクターを3年間務めた。52歳。
同社は、津村氏について、「リプロダクティブ・ヘルス(不妊症と産婦人科)、泌尿器科、消化器科の領域で医療のニーズが高まる日本の患者さんに、さらなる貢献を行うため全社を率いていく」としている。
昨年11月に、鈴木蘭美氏(現モデルナ社長)の社長退任を受け、CEO代表取締役を兼務してきた稲林実氏は執行役員事業開発・経営企画部長に専念する。