TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【薬科大学長・薬学部長会議】「共用試験センター」設置へ‐CBTは各領域から310題設定

2006年07月04日 (火)

全国薬科大学長・薬学部長会議2006年度総会
全国薬科大学長・薬学部長会議2006年度総会

 全国薬科大学長・薬学部長会議の2006年度総会が6月29日に開かれ、薬学共用試験センター特別会計などを含む06年度予算を承認した。また、CBTについては基礎・医療系、その他領域から全部で310題を出題することとし、年度内に第1回トライアルの実施を目指す方向が示された。

 薬学共用試験センター特別会計については、06008年度の所要額を予備費も加味して約4億6000万円と見込んだ。1年分が1億5800万円に相当することから、薬系大学67校の負担額を逆算、各大学は「一律75万円」と「9000円に学生数を掛けた金額」の合計額を負担することにした。

 「薬学共用試験センター」は、今秋にもNPO法人として設立される見込みである。既に6月初旬には、日本薬学会長井記念館の中に仮事務所を確保し、今年度から職員2名を配置することになった。

 会議では、共用試験実施委員会の市川厚氏(武庫川女子大学)から、CBTの実施内容とトライアルについて方向性が示された。それによると共用試験CBTは、薬学教育モデル・コアカリキュラムと実務実習モデル・コアカリキュラムの各SBOに基づいて出題される。

 領域別の出題数は、[1]ヒューマニズムとイントロダクション(10題)[2]物理系薬学(30題)[3]化学系薬学(40題)[4]生物系薬学(35題)[5]健康と環境(40題)、病気と疾病(105題)[6]薬学と社会(20題)[7]実務実習事前学習(30題)――という配分であり、全部で310題出題される。試験時間は、約100題ずつ3つのゾーンに分割、暫定的に各々120分ずつとし、1日で終えることを想定している。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術