
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は5月28日の患者向医薬品ガイド検討会で、議論のまとめ骨子案とガイドの試案を示した。必須版から作成してA4判1~2枚程度でまとめ、原則全ての医療用医薬品を対象とする一方、製剤を調製するための原料など一部品目は作成対象外とした。ただ、薬剤師・医師委員からは作成対象品目について除外ではなく優先順位に高低をつける形で記載するよう求める声が上がった。
骨子案ではガイドの目的として、患者等が医療用医薬品を正しく理解してヘルスリテラシーを向上させること、医薬品について不安があれば医師や薬剤師とのコミュニケーションを促し、副作用の早期発見につながるようにするとした。
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