一般社団法人日本医療機器工業会(略称:日医工)は27日、東京・丸の内のパレスホテル東京で定時社員総会を開き、2025年度の事業計画案や任期満了に伴う役員選任案などをすべて原案どおり承認した。

日医工は2024年度に創立50周年を迎え、25年度を「次の10年に向かう初年度」と位置付け、「昨年打ち出した、Progression~進化、深化、新化~を実現すべく、これからの10年を3つの中期のフェーズに分け、取り組んでいく」としている。3つのフェーズとその間の考え方は下記のとおり。
フェーズ1:Transform/Deepen(2025~27年度)、改革と改善、基盤づくり
フェーズ2:Deepen(2028~30年度)活動の浸透と実践
フェーズ3:Evolve(2031~34年度)成果の創出と持続的進化
その上で、2025年度の事業計画の重点項目として、[1]創立50周年記念事業の総仕上げと活用(50周年記念誌の公表など)、[2]コミッティ会議・委員会活動(来年6月に委員会全体の横断的な情報共有とシナジー機会の創出を目指したコミッティ会議を開催など)、[3]新規分野への挑戦と国際展開支援(医療ロボット、AI、SDGs分野などでの発信と提言、外国視察など)、[4]会員支援とコンプライアンスの推進(人材育成研修、コンプライアンス意識の向上など)、[5]基盤整備と組織力強化(委員会活動の体制見直しと横断的運営の検討、情報発信力の強化など)――を挙げている。
承認された役員選任案は理事23名、監事2名で、うち理事2名が新任。選任案承認後、臨時理事会が開かれ、松本謙一理事長が会長に、東竜一郎副理事長が理事長に選ばれた(役員選任の詳細については別の記事を参照)。
また、総会終了後、特別講演会と懇親会が開かれ、特別講演会ではNPO法人日本医療政策機構副事務局長の菅原丈二氏が「プラネタリーヘルス~地球環境と人間の健康とが相互に影響し合うメカニズムを探求する概念~」をテーマに約1時間講演した。懇親会は、会員企業のほか、厚生労働省や経済産業省、日本医療機器産業連合会などの人たちも参加して行われた。
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