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日立ハイテクは18日、グローバルに環境調査・情報開示を実施する非政府組織CDP(本部:英国)から、「気候変動」と「ウォーター」の両分野で最高評価「Aリスト」企業に選定されと発表した。同社は、2010年からCDP登録を開始したが、両分野同時の「Aリスト」企業選定となったのは2年連続となった。
同社グループは、日立グループの一員として環境ビジョンと環境長期目標である「日立環境イノベーション2050」達成に向けた取り組みを推進している。
「気候変動」への取り組みとしては、50年度までにバリューチェーン全体を通じてカーボンニュートラルを達成することを目標に掲げている。同社グループでは、これまでに24の事業所でカーボンニュートラルを達成し、27年度までに全ての事業所(ファクトリー・オフィス)でのカーボンニュートラルの達成を目指している。
「ウォーター」については、同社グループとして生産性向上および節水型設備への更新などによる用水使用量の削減に取り組んだ結果、24年度には基準年度10年比で水の利用効率を61.8%改善するという目標に対し、67.4%改善と目標値を大幅に達成している。今後は、循環水の利用や節水型設備投資などを通じ、30年度までに基準年度19年比で水の利用効率を10%以上改善を目指している。
また、モノづくりにおいては、環境配慮設計(エコデザイン)を導入し、製品のライフサイクル全体を通じて、温室効果ガスや水使用量を含む環境負荷の見える化や改善を実施し、環境負荷を低減した製品の提供を目指している。さらに、地球環境に対してバリューチェーン全体で責任ある企業活動を推進するために、「日立グループサステナブル調達ガイドライン」に基づき、調達パートナーと協働で温室効果ガスや水使用量の削減、水質保全に努めている。
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