
左:上五島病院と接続 右:奈良尾医療センターと接続の様子
パラマウントベッドは17日、MUSVI、芙蓉開発、みずほリサーチ&テクノロジーズと共同で、長崎県新上五島町において、オンライン診療の実証研究を開始したと発表した。
この実証研究事業では、パラマウントベッドの「眠りCONNECT」、芙蓉開発のAI/ICT健康管理システム「安診ネット介護DX」、そしてMUSVIのテレプレゼンスシステムを組み合わせた「眠りCONNECTコミュニケーションパッケージ」を用い、診療情報の可視化と対面同等のリアルなオンライン問診・診療の実現をサポートしている。通院に伴う負荷の最小化と、医療・介護の新しい連携モデルの構築を目的としている。
実証フィールドなる上五島町の高齢化率は44.6%で、上五島病院と奈良尾医療センターを接続し、特別養護老人ホーム「福見の園」(定員30人+ショートステイ10人)を対象に行われている。
各者の役割としては、パラマウントベッドが「眠りCONNECTコミュニケーションパッケージ」を提供、MUSVIが「プロジェクトマネジメント、テレプレゼンスシステムの技術提供」、芙蓉開発が健康管理システム「安診ネット介護DX」の提供、みずほリサーチ&テクノロジーズが「実証データの収集・解析および費用対効果の評価」を担う。
今後、実証フェーズで得られるデータをもとに、費用対効果や導入指針を明確化し、他地域への展開可能性を高めていく。パラマウントベッドは、今後もブランドメッセージ「WELL BEING for all beings」のもと、高齢化が進む地域社会全体における持続可能な医療・介護の提供に貢献していく。
なお同実証研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の「介護DXを利用した抜本的現場改善事業」に採択されている。
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