総務省統計局は、2025年科学技術研究調査結果を公表した。24年度の科学技術研究費の総額は前年度比7.9%増の23兆7925億円と4年連続で増加し、過去最高を更新した。産業別では「医薬品製造業」が7.9%増の1兆6607億円と4年連続で増加し、全産業に占める研究費割合は9.5%で横ばいだった。一方、医薬品製造業の研究者数は24年は3%増となったが、4.1%減の2万0100人に減った。研究者1人当たりの研究費は引き続き、製造業で最多となった。
企業の研究費は前年度比8.1%増の17兆4303億円で、産業別では「製造業」が14兆9793億円と、企業の研究費全体に占める割合は85.9%と最も高く、次いで「学術研究、専門・技術サービス業」が1兆0314億円(同5.9%)、「情報通信業」が6203億円(同3.6%)で続いた。
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