厚生労働省は19日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の患者向医薬品ガイドの「必須版」に関する作成要領を公表し、要領に基づき同ガイドを作成するよう製薬企業に要請した。一般的な注意、どんな薬かなど9項目を記載し、対象医薬品のうち上期に指定されたものは来年4月1日から7日、下期は7月7日までに作成案をPMDAに提出するよう求めている。
必須版の作成要領では、高血圧症治療剤のバルサルタンや鎮痛剤のロキソプロフェンナトリウムのほか、肺炎球菌ワクチンなどワクチン製剤も対象とした。作成を求める項目として▽作成年月日または更新年月▽一般的な注意▽一般名・販売名・形状(製剤写真等)▽どんな薬▽薬を使用できない人、特に注意して使用する必要がある人▽薬を使うに当たり注意すべき副作用・注意すべきこと▽他に知られている副作用▽保管方法▽問い合わせ先――を記載するよう求めた。
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