オリンパスと東京都の八王子市教育委員会はこのほど、「八王子市教育委員会とオリンパス株式会社との連携に関する協定書」を締結した。同社は、地域の教育委員会などとも連携し、経営理念「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」を目指し、同社の企業市民活動方針に定められた重点領域に関連する活動を中心に、社会の持続的成長を支える人材の育成に努めていく。
1950年に世界で初めて胃カメラの実用化に成功した同社は、日本発の技術で世界の内視鏡市場をリードする企業ならではの強みを生かし、子どもたちの学びにつながるよう2016年から「内視鏡の授業」を実施している。また同社は、地域貢献の一環として、八王子市立中学校等[市立義務教育学校(後期課程)含む]で同授業の実施を、22年から八王子市教育委員会との連携を開始した。今回、同協定を締結することで、八王子市立中学校等向けの中長期的な次世代教育支援を実施していく。
連携の目的は、「八王子市立中学校等に対し、オリンパスが有する高度な医療技術力および科学技術力を生かした専門的な教育機会を提供することにより、八王子市立中学校等に通う生徒の学問的探究意欲を喚起し、社会の持続的成長を支える人材の育成を図る」こと。
その内容は、▽オリンパスが有する技術力を生かした、八王子市立中学校等の生徒に対する専門的な教育機会の提供▽八王子市教育委員会が有する教育資源を活用した、オリンパスの実践的な教育支援や啓発活動の充実▽その他、協議により決定したもの――となっている。
「内視鏡の授業」は、学習指導要領に盛り込まれている「がん教育」「総合的な学習の時間」「理系教育」「キャリア教育」等の学習機会に活用できるプログラムとなっている。がんの早期発見・治療の重要性、内視鏡の技術革新の歴史、内視鏡の構造と役割、内視鏡の操作体験、開発者からのメッセージなどの学習を通じて、どのような経緯を経て最新鋭の内視鏡が作られてきたか、その医療技術がどのように社会に役立てられているかを学ぶことができる。
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