政府は10日、ヒトゲノム編集胚の胎内移植等を禁止する「ヒトゲノム編集胚等の取扱いの規制に関する法律案」を衆議院に提出した。
同法案は、ヒトの胚や生殖細胞にゲノム編集技術などを用いると、ヒト胚や人の発育に重大な影響を及ぼすおそれがあり、さらに、そうした遺伝子改変の影響が将来世代の個人や社会に及ぶおそれがあるとして、主に(1)ヒトゲノム編集胚等を人や動物の胎内に移植することを禁止するとともに、(2)ヒトゲノム編集胚等の適正な取扱いを確保するための措置を講ずることを内容としている。
本則23条から成り、罰則規定もある。施行日は法律の公布日から1年を経過した日を予定している。
今の特別会(第221回国会)での内閣提出予定法律案は全部で61件あり、そのうち厚生労働省関係は4件、経済産業省関係は3件あるが、両省の法案はこれですべて出揃った。
なお、「ヒト」と「人」の使い分けは、法案資料に記載のとおり使用した。AIに訊くと、公用文における人とヒトとの使い分けは、「人」を使うのは、社会的存在・法的主体・国民・個人としての「ひと」を表す場合で、「ヒト」を使うのは、生物学的存在・医学/科学の対象としての「homo sapiens」を表す場合だという(文化庁文化審議会国語分科会示した「公用文作成の考え方」に基づくとしている)。たしかに、サル、マウス、ブタなどと並べるとヒトがしっくりくるが、「ドウブツ」という表記は見たことがない……。
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