オリンパスはこのほど、ロボット技術を活用した内視鏡治療向けソリューションの開発に取り組むEndoRobotics Co., Ltd.(本社:韓国、ソウル市、エンドロボティクス社)と、独占的なグローバル販売契約を締結したと発表した。この契約に基づき、オリンパスはエンドロボティクス社が製造するロボット支援技術を、オリンパスの内視鏡治療ポートフォリオの一環として、世界で販売していく。
オリンパスは、消化管の早期がんや前がん病変に対する低侵襲治療へのアクセス拡大を図っている。臓器を切除することなく病変を取り除く内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により、治療に伴うリスクの低減や合併症の抑制、そして患者の早期回復につながると期待されている。
エンドロボティクス社の技術は、ESDのような技術を要する手技において、精度・操作性・効率性の向上に寄与が期待される。これらの技術は、消化管がんの世界的な罹患率が高まる中で、一貫したアウトカムを実現するために、ますます重要となっている。
今回の契約は、オリンパスが本格的に注力している、管腔内(消化器などの内側)からロボット技術を用いて精密な治療を行う医療技術である「エンドルミナルロボティクス」の進展に向けて、大きな前進となる。同社は、複雑な内視鏡治療を支援する新たな技術をグローバル市場に提供すると同時に、将来的に消化器医療を変革することを目指した長期的なプラットフォームへの投資を継続していく。
両社はこの協業によって、ESDをはじめとする先進的な内視鏡治療のさらなる普及が期待され、医師が臓器温存を目的とした低侵襲治療を、より高い精度で信頼性をもって提供できるよう支援していく。
また、オリンパスのグローバルな販売網とエンドロボティクス社の開発力を生かして、まず米国市場から新しい内視鏡用の治療機器を展開し、ロボット支援技術を用いたサードスペース内視鏡治療の安全かつ適切な普及に貢献していく。製品の発売時期に関する詳細については、各国・地域の規制承認や市場環境を踏まえ決定していく。
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