シスメックスは10月28日、同社とカゴメ、弘前大学による共同研究で、推定野菜摂取量測定器「ベジチェック」で測定される皮膚カロテノイドレベルと、アルツハイマー病(AD)に関連する血液バイオマーカーとの関係について、新たな知見が得られたと報告した。
この研究では、2024年岩木健康増進プロジェクト健診の参加者770人を対象に、皮膚カロテノイドレベルと、シスメックスの「全自動免疫測定装置HISCLシリーズ」を用いて測定された血中アミロイドβ42/40を含む五つの血液バイオマーカーとの関係を解析した。その結果、60歳未満の参加者において、皮膚カロテノイドレベルが高い群では、ADの症状が現れる前から変化する早期血液指標とされる血中アミロイドβ42/40が良好であることが示された。
この研究成果は、食生活を反映する皮膚カロテノイドレベルと、ADに関連する血液指標との関係を示すもので、食生活と将来の認知症との関係を明らかにするための新たな手がかりになることが期待される。
論文は、国際学術誌『Scientific Reports』に掲載された。
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