◆ある大手ドラッグストア企業は昨春、薬剤師の新入社員151人に、自分の周囲にいる薬剤師以外の人々が、薬剤師をどう見ているかのイメージ調査を各3人ずつ課した。その結果、ほぼ100%近い450人の声が回収されたという
◆薬剤師のイメージとして約7割の人が薬局、ドラッグストアに勤務する存在を挙げ、大多数は調剤を行い、OTC薬の選択時に説明する人と考えていた。また少数ながら堅い、暗い、話しかけにくいといった意見もあったが、こちらも想定の範囲内だったようだ
◆最近、主なドラッグストア企業は「カウンセリング販売の強化」を前面に打ち出している。価格から質の競争ということで、患者・顧客満足の得られる知識と接客力でサポートし、競合激化に対応する考え方だ
◆出店が飽和状態の地域では、今や上場大手ですら生き残りが厳しいのが現状。積極的な出店の一方で進められているのが教育体制の整備で、「人材育成の努力なくして、ドラッグストアの成長はない」と言い切るトップもいる。就職希望の薬学生は調剤だけでなく、人材(人財)教育も重要な判断材料といえよう。
ドラッグストア、進む教育体制の整備
2006年11月29日 (水)
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