「チーム・マイナス６％」に参加

◆春間近で桜の話もあちこちで聞かれるようになった先週、寒の戻りで北日本を中心に大雪、荒れ模様の天候となった。暖冬で雪不足のため、予定より早く終えようとしていたスキー場にとっては、恵みの雪に違いなかっただろう。だが、一地球人としては、やはり暖冬をはじめとした異常気象や環境問題が心配になる
◆最近スポーツ界でも、温暖化防止を推進する日本の国民的プロジェクト「チーム・マイナス６％」に参加する動きが目立ってきた。先日のＪリーグ開幕戦でも巨大バナー広告をピッチ場に置くなど、来場者やサポーターに温暖化防止を呼びかけた。フリースタイルのワールドカップ猪苗代大会でも温暖化防止のメッセージを、選手のゼッケンをはじめ、会場のあちらこちらで発信した。少雪の影響で大会運営に支障が出たり、スキーそのものができなくなる危機感もあり、スキー界は温暖化防止への関心が高い
◆人間の欲望が招いた結果の環境問題。月並みな言葉になってしまうが、今こそ地球の悲鳴に耳を貸して、地球と対話すべきだろう。個人でもできることから取り組もうと、先ほどのチームマイナス６％に参加した。

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