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鳥インフルエンザと南北問題

2007年3月16日 (金)

◆鳥インフルエンザのワクチン開発をめぐり、インドネシアがWHOに、ウイルス検体の提供を拒否したことが話題になった。一方でインドネシアは、米バクスターとワクチン開発で提携。検体を提供する代わりに、自国内での開発・製造を目論んでのこと
◆インドネシアが露骨に自国民へのワクチン供給にこだわったのは、検体提供だけして、先進国で開発された高価なワクチンを買わされたのではたまらないということだろう。結局、WHOに検体提供が再開されたが、その対応は鳥インフルエンザの世界的な脅威を考えれば身勝手と非難されても仕方ない
◆しかし、この騒動は医薬品アクセスに関わる南北問題を提起した点では重要だったのではないか。欧米企業が途上国で治験を行い、その恩恵が貧しい人々に届かないことは珍しくないからだ
◆そんな中で先日、仏サノフィが非営利目的で抗マラリア合剤をアフリカで販売するとの明るいニュースが世界を駆けめぐった。このことを日本でどれだけの人が知っているだろうか。私たちは薬を簡単に使えると思っている。その意味では、インドネシアの“反乱”を非難してばかりはいられない。




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