2016年度調剤報酬改定後の7月時点で、後発医薬品調剤体制加算2の届出が落ち込み、加算1の割合が増加している。また、かかりつけ薬剤師指導料の届出は75%を超えているが、算定については「0回」が54%と過半数が算定できていないことなどが、日本保険薬局協会(NPhA)が15日に発表した「ジェネリック医薬品(GE薬)及びかかりつけ薬局・薬剤師に関するアンケート報告書」で明らかになった。
調査は同協会会員薬局を対象に、7月20日から8月8日まで実施、2200薬局から回答を得た。処方箋集中率は「70%以下」が33%と初めて30%台に達した。在庫している医療用医薬品総品目数は平均1184品目で、「1000~1500品目未満」が48%(前年調査時39%)を占めた。また「1000品目未満」は調査が始まった05年(61%)以降毎回減少し31%となった。このうちGE薬の在庫は平均409品目(347品目)と、初めて400品目台に達した。
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