薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は15日、アドレナリン製剤とα遮断作用を有する抗精神病薬の併用禁忌を削除するなど、2件に関する添付文書の改訂を了承した。厚生労働省は、製造販売業者に改訂を指示する通知を発出する。
アドレナリンは、薬物・食物などを原因とするアナフィラキシー反応に対する補助治療に使用され、強心、皮膚・粘膜の血管を収縮させるなどの作用を持つ。ただ、血圧低下の恐れから、リスペリドン、アリピプラゾールなどα遮断作用を有する抗精神病薬との併用を禁忌としている。
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