サンドとサンドファーマは6日、日本・中国事業開発部門の責任者だったフランシス・ヴァイラント氏が2023年1月1日付で新社長に就任すると発表した。現社長の岩本紳吾氏は12月31日付で退任し、23年2月28日まで顧問として引き継ぎなどを行う。
同社は、社長交代理由について、「今後ノバルティスからの独立が本格的に始まるに当たって、長期的に新生サンドを成長させるため、若いリーダーに舵取りを任せるべきという考えに至った」と説明している。
ヴァイラント氏は、ロシュ、グラクソ・スミスクライン(GSK)、ノバルティスなどで25年間マネジメント、セールス、マーケティング、事業開発、マーケットアクセスなどを経験。19年からサンド中国のジェネラルマネージャーを務めていた。
サンドは9月にノバルティスファーマから独立することを発表している。日本法人はサンドとサンドファーマの2社がある。