地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ3 全身性エリテマトーデス(SLE)
研修形式
オンラインによる講義・参加型演習
該当OBE
専門発揮能力
付与単位
2単位
日時
2023年11月9日(木)19:30~21:15、11月30日(木)19:30~21:30
開催方法
オンラインによる講義および参加型演習(リアルタイムのみ)
参加要件
2回ともに参加可能な方
参加方法
Zoomを用いたリアルタイムでの参加
対面講義の緊張感に近づけるため、ビデオカメラをONにしていただきます。
小グループで話す時間もあります。(ブレイクアウトルーム機能を利用)
内容
地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。
シリーズ3は「全身性エリテマトーデス(SLE)」をテーマに2回構成で学びます。
国内には、約6~10万人のSLEの患者さんがいると推定されています。SLEを発症する人の男女比は1:9と圧倒的に女性が多く、中でも20~30歳代と、妊娠可能な年齢の女性に発症しやすい病気です。先生方は、SLEの患者さんと、どのように関わられていますか?
SLEのガイドラインを理解することで、標準治療(薬物の選択基準など)を把握し、そして限界を知りましょう。
本講義・演習を参加型で体験することにより、SLEの薬物治療に薬剤師として係るために必要な、以下の実践力を醸成していただきたいと思います。
◇担当する患者さんに行われている薬物治療を、患者さんに理解していただきながら、患者さんと一緒に有効性と安全性をモニターできる。
◇実施されている薬物治療が上手くいっていることを、患者さんに体感していただく。
◇非薬物療法(セルフケア)の指標を知る
◇患者の印象に残る(行動変容につながる)具体的なアプローチを共有する
1回目 講義概要
・疫学・生理・病態生理
・診断までの流れ
・代表的な薬物療法・非薬物療法(生活習慣の改善など)
・リスク因子(薬物を含む)
・治療に使用される医薬品とその特徴(使用上の注意など)
・最新の論文報告 など
*使用予定のガイドライン:全身性エリテマトーデス診療ガイドライン2019」
※ ガイドラインは、電子版または書籍を手元にご用意の上、参加いただく場合があります。
(自己学習)ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成
2回目 流れ
・作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
・症例解析に必要な知識の確認
・症例解析(1~2症例)
*即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
*随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り
講師
磯崎健男(昭和大学薬学部教授,日本リウマチ学会専門医)
赤川圭子(昭和大学薬学部講師)
吉川雅之(昭和大学薬学部講師、昭和大学病院薬剤部)
篠内良介(昭和大学薬学部助教)
山元俊憲(昭和大学名誉教授)
田中佐知子(昭和大学薬学部客員教授)
小川路代(薬局薬剤師)
富山弘野(薬局薬剤師)
申込方法等
受講料:2,500円(2日間分)
※指定銀行へのお振込みとなります。申込フォームから受講の申込みをいただきますと、振込口座・振込期日について、メールにて配信いたします。なお、振込後にキャンセルされる場合、また欠席された場合、受講料の返金はいたしかねますのであらかじめご了承下さい。
参加募集定員
35名
申込方法
昭和大学「薬剤師生涯研修認定制度 生涯研修プログラム」へアクセスし、科目の詳細ページにあります「申込フォーム」よりご登録ください。
申込受付期間:開講3か月前~2023年10月30日(月)(先着順)。
※参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。
●申込みフォームの登録プログラム欄には「薬物治療学シリーズ3(2023年11月 9日・11月30日)」を選択して下さい。
●参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきます。ご了承下さい。
●参加が決定しました方には、事務局よりメールにてご連絡いたします。
お問合せ先
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/index.html
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会