地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ5 心房細動
研修形式
オンラインによる講義・参加型演習
該当OBE
専門発揮能力
付与単位
2単位
日時
2024年3月7日(木)19:30~21:15、3月21日(木)19:30~21:30
開催方法
オンラインによる講義および参加型演習(リアルタイムのみ)
参加要件
2回ともに参加可能な方
参加方法
Zoomを用いたリアルタイムでの参加
対面講義の緊張感に近づけるため、ビデオカメラをONにしていただきます。
小グループで話す時間もあります。(ブレイクアウトルーム機能を利用)
内容
地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。
シリーズ5は、「心房細動」をテーマに2回構成で学びます。
わが国の心房細動患者は大幅に増加しています。患者数も約40万人(1980年代)から、100万人以上(現在)に増加したと推定されています。ほとんどが高齢者であることから、その患者背景も多様です。先生方は、心房細動の患者さんと、どのように関わられていますか?
心房細動のガイドラインを理解することで、標準治療(薬物の選択基準など)を把握し、そして限界を知りましょう。
本講義・演習を参加型で体験することにより、心房細動の薬物治療に薬剤師として係るために必要な、以下の実践力を醸成していただきたいと思います。
◇担当する患者さんに行われている薬物治療を、患者さんに理解していただきながら、患者さんと一緒に有効性と安全性をモニターできる。
◇実施されている薬物治療が上手くいっていることを、患者さんに体感していただく。
◇非薬物療法(セルフケア)の指標を知る
◇患者の印象に残る(行動変容につながる)具体的なアプローチを共有する
1回目 講義概要
・疫学・生理・病態生理
・診断までの流れ
・代表的な薬物療法・非薬物療法(生活習慣の改善など)
・リスク因子(薬物を含む)
・治療に使用される医薬品とその特徴(使用上の注意など)
・最新の論文報告 など
使用予定のガイドライン:「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」
※http://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/01/JCS2020_Ono.pdf
(自己学習)ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成
2回目 流れ
・作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
・症例解析に必要な知識の確認
・症例解析(1~2症例)
*即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
*随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り
講師
山元 俊憲(昭和大学 名誉教授)
田中 佐知子(昭和大学薬学部 客員教授)
赤川 圭子(昭和大学薬学部 講師)
吉川 雅之(昭和大学薬学部 講師、昭和大学病院 薬剤部)
篠内 良介(昭和大学薬学部 助教)
小川 路代(薬局薬剤師)
富山 弘野(薬局薬剤師)
対象疾患を専門とされる医師
申込方法等
受講料:2,500円(2日間分)
※指定銀行へのお振込みとなります。申込フォームから受講の申込みをいただきますと、振込口座・振込期日について、メールにて配信いたします。なお、振込後にキャンセルされる場合、また欠席された場合、受講料の返金はいたしかねますのであらかじめご了承下さい。
参加募集定員
35名
申込方法
昭和大学「薬剤師生涯研修認定制度 生涯研修プログラム」へアクセスし、科目の詳細ページにあります「申込フォーム」よりご登録ください。
申込受付期間:開講3か月前~2024年2月26日(月)(先着順)。
※参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。
●申込みフォームの登録プログラム欄には「薬物治療学シリーズ5(2024年3月7日・3月21日)」を選択して下さい。
●参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきます。ご了承下さい。
●参加が決定しました方には、事務局よりメールにてご連絡いたします。
お問合せ先
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/index.html
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会