
小西崇文氏
日本臓器製薬は6日、取締役専務執行役員開発本部長の小西崇文氏が同日付で代表取締役社長に就任したと発表した。2002年から社長を務めてきた小西龍作氏は取締役に異動する。
同氏は、1988年4月生まれの35歳。マルホを経て2013年に入社以来、開発畑を歩んできた。
交代理由について同社は、「これからも社会から求められる企業であるためには、課題を好機に換える発想に転換し、新たな価値を創造するイノベーショナルな医療ソリューション企業であることが必要と考え、新時代医療への革新的な構造改革を推し進めていく」としている。新社長の小西氏は「最先端のバイオ技術を有する海外企業やアカデミアをはじめとする研究機関との柔軟な連携体制を構築し、創薬シーズの探索や治験の立ち上げなど社会実装の実績を持つ」として選任したとしている。
新社長の小西氏は、オープンイノベーションの推進、新薬・新医療デバイスの創出を図り、「世界に展開していく新たなビジネスモデルを実現していく」と抱負を語った。