北海道大学発ベンチャーで再生医療等製品の開発を行っているキッズウェル・バイオは6日、執行役員事業開発本部長の紅林伸也氏が代表取締役社長に昇格すると発表した。現社長の谷匡治氏は退任する。29日開催予定の株主総会を経て正式決定する。
紅林氏は1976年12月生まれ、46歳。交代理由について同社は、2022年5月に公表した中期経営計画の達成をより確実なものにするためだとしている。
同社は、紅林氏について「新たなパートナー企業の探索および提携交渉、パートナーとの連携強化、資金調達等の当社事業における幅広い業務を先頭に立って担当してきた」とし、同氏をトップとして事業面を強化し、成長を図るものと見られる。