【帝人在宅医療から販売】
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帝人ファーマは、今までは難しかった在宅での睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニングができる携帯検査装置「SAS‐2100」を発売した。現在、一次スクリーニング検査に用いているパルスオキシメーターでは血中酸素飽和度と脈拍のみだったが、今回の新製品ではSASの診断指標となる「呼吸」「いびき」なども含め記録、解析できるのが特徴。高精度な検査が可能になるとしている。
同装置は、医療機関がSASの疑いのある患者に貸し出し、睡眠前に腕時計のように装着し、検査するもの。負担を軽くするために100gと軽量化し、操作も簡便にした。価格は77万5000円(解析用ソフト含む)
製造は日本光電、帝人在宅医療を通じて医療機関、健診センター、企業の健康管理室などに販売する。