日本病院薬剤師会は、来年度から各地で運用が始まる第8次医療計画に薬剤師確保策を記載予定の都道府県数を調査した結果、8月時点の調査範囲内で29に達することが分かった。9月以降に記載の意思決定を持ち越している府県も多く、最終的にどう着地するのかは不明だが、47都道府県の8割以上で記載されるのではないかとの前向きな見方もある。来年度以降、第8次医療計画を足がかりに、各地で薬剤師確保策の具体化がどれだけ進むのかが次の課題になりそうだ。
調査は、日病薬が各都道府県の病院薬剤師会を対象に8月に実施したもの。21日に都内で開いた地方連絡協議会で全回答結果を示した。薬剤師確保等に関する都道府県との会議等の有無を聞いたところ、「あり」38、「なし」4、「把握していない」1、「その他」4だった。
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