東京・関東ブロックの都県薬剤師会は、薬剤師生涯教育の連携強化に乗り出す。薬剤師認定制度認証機構(CPC)の生涯研修プロバイダーを持つ一部の都県薬を中心に協議を開始した。研修の共通基盤を構築することで、各都県で展開している研修の相互乗り入れを可能にし、会員が興味のあるコンテンツを自由に選択できるなど研修体制の充実を図ることで会員増につなげるのが狙いだ。単位の電子化にも対応する。認定薬剤師の単位発行では、日本薬剤師研修センターが圧倒的なブランド力を持つが、関東地区で連合体を形成し活路を見出す。
CPCの生涯研修プロバイダーとして認証を受けているのは、東京都薬剤師会と神奈川県薬剤師会の二つ。千葉県薬剤師会は来年度にもプロバイダー申請する計画を打ち出した。埼玉県薬剤師会は埼玉県病院薬剤師会がプロバイダー名称変更に関する手続きを進めている段階にあり、連携する方向で話を進めている。
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