小林製薬の紅麹関連製品で健康被害が発生した問題を受け、街のドラッグストアでは登録販売者が来店者からの相談に十分に対応できず、困惑している状況が見られている。同製品の撤去作業はほぼ完了した模様だが、その影響について関西中堅ドラッグストアは、「他の機能性表示食品の取り扱い品目を減らす予定はない」とする一方、ヘルスケア卸関係者からは「小林製薬の商品について、サプリメント関連品を全て取り扱い中止とするような動きも出ている」との声もあり、じわりと影響が広がっているようだ。
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によると、9日時点でJACDS会員企業において小林製薬の回収対象となった紅麹関連3製品を取り扱っているのは87社1万7163店舗。撤去作業はほぼ完了している模様だ。
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