エーザイの内藤景介代表執行役専務は2日、都内本社で行った2024年3月期第1四半期決算説明会で、欧州医薬品庁・医薬品委員会(CHMP)が早期アルツハイマー病治療薬としてレカネマブ(製品名「レケンビ」)の承認を否定する見解を採択したことに対し、日米の承認根拠になった第III相試験の結果に「自信に揺るぎはありません」と明言した。再審議を求め、CHMPとの連携により、早期の承認取得を目指す姿勢を示した。
内藤氏は、治験のプロトコルと解析方法は事前に欧州含む世界各国の当局と協議して決定したものだと説明した。その上で、事前協議済みの主要評価項目、副次評価項目の全てを達成して、審査されたものであることを強調した。
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