東京都薬剤師会は、品質劣化に疑義が生じると思われる薬剤を含む一包化剤を対象とした調査を実施する。薬局ではインタビューフォーム等の安定性評価の報告などを参考に一包化の可否判断が行われているが、1種類のみを一包化した際は評価できても、複数の薬剤を一包化する場合の可否を判断できない可能性が指摘されていたため、都薬試験所で調査を実施することとした。
対象は、品質劣化に疑義が生じると思われる薬剤を含む一包化剤で、向精神薬や毒薬、覚醒剤原料、麻薬は除く。募集期間は12日から7月末まで。検体提出票と一包化した薬剤2包、PTP包装の同一薬剤2個ずつを都薬試験所宛てに送付し、一定期間保管後、PTP包装と保管後の性状等を比較する。
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