田辺三菱製薬は5月30日、大阪市の本社で、併設する史料館の開設10周年記念式典を開催した。式典を通じて、史料館がビジネス形態や事業環境が変わり、世代交代やグローバル化が進む中でも、自社や道修町の歴史という原点を改めて確認して未来を見据える場であり続けるという位置付けを確認した。

特別展のパネル。薬学の歴史を紹介
史料館は、2015年の道修町の新本社竣工に合わせ同年5月に開設された。ビル2階の220m2のフロアに、創業時の看板や基準手動天秤など約100点の史料を展示。これまでに累計4万8340人が来館している。
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