日本病院薬剤師会の武田泰生会長は22日の記者会見で、基幹病院から薬剤師不足地域の病院に薬剤師を出向した場合などに算定が可能な「薬剤業務向上加算」の算定施設について「今年度末には70~80施設が算定できるのはないか」との見通しを語った。
日病薬の調査によると、薬剤業務向上加算の算定施設は9月17日時点で39施設まで増加し、今後70~80施設まで拡大する見通し。現在、複数施設で算定している都道府県は大阪府が4施設、千葉県、福岡県が3施設、東京都、石川県、奈良県、兵庫県、熊本県が2施設となっている。武田氏は「できるだけ多くの施設に算定してほしいというよりも、地域貢献のために出向してほしいと思っている」と語った。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。













