オリンパスは15日、同社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンドであるOlympus Innovation Ventures, LLC(OIV)に、新たなファンド「Olympus Innovation Ventures Fund II」を立ち上げ、追加の出資を行うこと発表した。初回のファンド運用での成果を礎に、オリンパスは総額1億5000万ドル(約235億円)を投じ、消化器科・泌尿器科・呼吸器科領域におけるメドテックのスタートアップ企業への投資を進めていく。
Olympus Corporation of the Americasの完全子会社であるOIVは、M&Aの機会やパートナーシップ、有益な市場インサイトを生み出す強固なパイプライン構築を目指している。対象の診療科領域に向けた治療ソリューションを提供するアーリーステージからグロースステージのグローバル企業を中心に、あらゆる投資ステージの企業を支援している。
また、オリンパスは資金提供だけでなく、臨床・技術面での知見、医療従事者や医療機関へのアクセス、革新的なソリューションをグローバル市場で展開・拡大させてきた経験を活かし、引き続き投資先企業の成長をサポートしていく。
OIVは、医療ソリューションに変革をもたらす魅力的な起業家への投資に注力している。同ファンドは、医療機器や診断、デジタルヘルス分野における顧客志向のソリューションに投資している。2021年10月の設立以来、OIVはAIワークフローソリューションやがん検出のための術中医療画像用薬剤などの分野で9件の投資を実施している。
同ファンドは、引き続きコーポレート・ベンチャー・キャピタルに幅広い知見を有する米国 Cerity Partners Venturesの支援を受けて運営されている。同社は、オリンパスの経営陣と緊密に連携し、ファンド運営において、あらゆる面で協業していく。
オリンパス社長兼CEOのボブ・ホワイト氏は、「今回、ベンチャーファンドへのコミットメントを拡大したことは、イノベーションと成長に対するオリンパスの揺るぎない姿勢を示すもの。先進的な発想を持つイノベーターや革新的な技術を継続的に支援することで、患者のアウトカムを改善するソリューションの実現を加速させ、メドテック領域におけるリーダーシップを一層強化していく」とコメントしている。
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