
自然共生サイト認定ロゴ
富士フイルムホールディングスは16日、創業の地である神奈川県南足柄市の同社社有林を中心とする森林「富士フイルム 湧水の森林(もり)」と、静岡県富士宮市の富士宮事業場内に設けた「富士フイルム 癒しの小径(こみち)」が、「自然共生サイト」に認定されたと発表した。
地域生物多様性増進法に基づき認定される「自然共生サイト」は、企業の森や都市緑地など民間の取り組みなどによって、生物多様性の保全が図られている区域となっている。
同社は、今回認定を受けた二つの自然共生サイトにおいて、水をはじめとする自然の恵みを享受し、地域のステークホルダーと共に森林、湧水、河川の保全活動を進めてきている。
今回の認定では、これらの保全活動に加え、自然環境への負荷低減に努めた事業活動により、地域の希少種を含む豊かな生態系の保全に貢献してきたこと、そして今後も保全活動を継続するための中期的な計画を制定していることが評価された。
同社は、2030年度をゴールとするCSR計画「Sustainable Value Plan 2030」の環境重点課題の一つに「生物多様性の保全」を掲げている。全ての生命の源である水は、同社の事業活動に不可欠であることから、同社では事業拠点における水リスクの評価、生産工程での水の再利用や雨水の利用、水源を維持するためのかん養林やかん養田の整備、また生物多様性に配慮した原材料調達など、様々な活動を行っている。さらに同社は、30by30アライアンスに加盟すると共に、TNFD提言に基づく自然関連の情報開示を推進している。
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