ステロイド配合の点鼻薬「コールタイジン」発売‐速効性と持続性兼ね備える ジョンソン・エンド・ジョンソン

2009年6月29日 (月)

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)コンシューマカンパニーは、OTC点鼻薬で唯一、ステロイド剤を配合した「コールタイジン点鼻液」(指定第2類医薬品、税込み希望小売価格1344円)を7月11日から発売する。鼻腔の充血・腫れを抑える「塩酸テトラヒドロゾリン」に加え、ステロイド剤「プレドニゾロン」を配合した処方で、鼻づまり・鼻みず・くしゃみを効果的に軽減する。また、即効性と同時に持続性も兼ね備え、消費者ニーズに応える製品となっている。同社は、「瞬!続!爽!1日ずっと鼻呼吸したい」をキャッチコピーに掲げ、販促活動を積極的に展開していく考えだ。

 「コールタイジン点鼻液」は、1966年にファイザーが非処方せんの医療用医薬品(水陸両用医薬品)として販売した。その後、07年2月に販売を終了したが、消費者から「また販売してほしい」などの声も多く、08年12月にOTCとしての効能効果・用法用量を追加取得。今年7月にOTC医薬品として販売を開始することになった。

 花粉症対策を中心として、点鼻薬市場は成長が続いている。07年に行った同社の調査によれば、点鼻薬の消費者ニーズとしては、「鼻づまりや鼻みずの両方に効くこと」や「即効性」を求める声が多かった。また、持続性を感じられないために頻繁に使用しているケースが多いことも分かった。

 そうした消費者ニーズに応えるために同社は、「かぜ」と「花粉症」による両方の鼻炎に効果が高い「コールタイジン点鼻液」を、OTC医薬品として発売する準備を進めてきた。

 「コールタイジン点鼻液」は、抗炎症効果を持つステロイド剤が配合されており、急性鼻炎やアレルギー性鼻炎などの炎症を効果的に鎮める。特に、アレルギー性鼻炎で症状発現の引き金となる肥満細胞を減少させる効果があり、アレルギー性鼻炎の3大症状の鼻づまり・鼻みず・くしゃみに効果を発揮する。

 また、鼻腔内の充血や腫れを抑制する塩酸テトラヒドロゾリンも配合。炎症時の拡張した毛細血管に作用し、収縮させることによって、素早く鼻粘膜の充血や腫れを改善するという特徴を持っている。効果持続時間も5~7時間と長く、眠くなる成分が含まれていないのも特徴だ。

 J&Jでは、店頭の薬剤師による推奨を通して、消費者に高い製品力を伝え、トップシーズンだけでなく、通年販売型の製品として、新ポジションの確立を図る方針だ。また、同社の「アネトンせき止め」「アネトン鼻炎」などとの共同プロモーションによる販売戦略も描いている。

 そのため、薬剤師への情報提供や薬剤師向けの勉強会の開催、学会での製品展示などを通して、製品への理解を深める取り組みを進めることにしている。また、店頭でのサポートツールなども準備している。

 同社OTCグローバル・ビジネス・ユニットバイスプレジデントの越智大介氏は、「鼻炎を抱えている消費者はかなり多く、素早く効いて、しかも持続性のある効果の高い薬を求めている消費者は非常に多い。コールタイジン点鼻液はそうした消費者の声に応える製品で、期待している」と強調した。




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