日本で初めて実現

ロート製薬は、花粉対策ブランド「アルガード」から、点眼薬「ロートアルガードコンタクト」(第3類医薬品)を9月1日から新発売する。新製品は、ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できる「かゆみに効く目薬」。ソフトコンタクトレンズ装用中の辛い目のかゆみを我慢していたユーザーのニーズに応えるもので、花粉などによる目のかゆみやレンズ装用時の不快感を鎮める。
これまで、ソフトコンタクトレンズ装用中には涙液型の目薬しか使用できず、ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できる「かゆみに効く目薬」はなかった。原因は、ソフトコンタクトレンズには水が含まれているためで、目薬の成分によってはレンズに吸着して影響を及ぼす可能性があった。ロートでは、長年の研究や製造技術によってそれを克服し、ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できる「かゆみに効く目薬」を実現した。
新製品には、ソフトコンタクトレンズ対応目薬に今まで配合できなかった「グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症剤)」と、「ビタミンB6」を日本で初めて配合。二つの有効成分が、辛い目のかゆみにしっかりと効果を発揮する。
また、「ソフト」「ハード」「O2」「使い捨て」といった全てのコンタクトレンズに対応しており、レンズをしたまま、かゆみやレンズ装着時の不快感を鎮めるほか、レンズを外した後でも使用することができる。気持ちのいい差し心地の清涼感を採用しているのも特徴だ。
税込み価格は13mL840円。