
山崎帝國堂は、便秘薬「複方毒掃丸」の180丸入りタイプを、今月から新発売した。6種類の生薬が穏やかに作用する「複方毒掃丸」の特徴を訴求した、求めやすい小容量品を新たに投入することで、これまで便秘薬を服用したことのない新規顧客層の開拓に結びつける。さらに、便利な分包(6包)なので、便秘薬の入門用としてだけでなく、既存ユーザーも含めた携帯・旅行用としての需要も期待される。
同社では「複方毒掃丸」「新ドクソウガンG」「ドクソウガンミニ」「ドクソウガンE便秘薬」といった、多様なニーズに応える便秘薬を展開中。このうち「複方毒掃丸」は、家庭の常備薬として明治以来、数多くの人々に愛用されてきた。6種の生薬成分(ダイオウ、エイジツ、サンキライ、センキュウ、カンゾウ、コウボク)が、便秘や便秘に伴う吹き出物、肌荒れなどに効き目を発揮する。
小さな丸剤で、服用量が調節しやすいのも特徴。15歳以上は1回15~30錠、7歳以上15歳未満は10~20丸、3歳以上7歳未満は5~10丸と、3歳から高齢者まで服用できる。一般的な漢方便秘薬との違いは、効き目が穏やかなことと、服用量を便秘の程度に合わせて調節しやすいことで、同社では「自然なお通じを求める方や、特に初めて便秘薬を利用する人に、180丸入りを、お試し用の“入門サイズ”として勧めていきたい」とする。
これまで「複方毒掃丸」は、5400丸入り(税込み希望小売価格6300円)、2700丸入り(3675円)、1260丸入り(2310円)、540丸入り(998円)が揃っていたが、これに小容量の180丸入りの分包タイプ(499円)が加わり、製品ラインナップが一層充実した。
山崎帝國堂では、「複方毒掃丸のユーザーは、小容量から中・大容量へと移行し、固定化する傾向がある」ことから、今後は販促キャンペーンを通じ、便秘薬を使用したことのない層に向けて、サンプリングや店頭POPなどで製品特徴をアピールし、「将来的に大容量品へとスイッチしてくれる固定客づくりを促進していきたい」としている。