ココカラファインホールディングスは、新潟県を地盤にドラッグストアを展開するコダマ(社長児玉勇雄氏)との業務提携を発表した。仕入れに関する情報交換・共同実施、PB商品の相互供給、共同販促、調剤システムの共有化など、提携の具体化に関する協議を7月から進めていたもの。
コダマは明治2年の設立で、新潟県ではNo.1の店舗数を有する。8月末時点の店舗数は85店(新潟県78、福島県3、宮城県3、長野県1)。09年8月期の売上高は218億5600万円。
ココカラファインHDでは、グループの店舗運営ノウハウと、新潟エリアにおけるコダマの店舗ネットワークを活用し、店舗事業の強化と他社との差異化戦略を推進することで、両社のさらなる発展が図れると判断した。今後、コダマで取り扱う商品の大半を、ココカラファインの卸業務を通じて供給する。商品供給は明年3月頃から開始の予定。