
スズケングループの三和化学研究所は、腎不全や糖尿病性腎症など腎疾患患者向けの蛋白質調整食品「生活日記」シリーズの新製品として、「生活日記ごはん1/25」「生活日記ごはんツインパック1/25」を新発売した。既存品の「生活日記ごはん1/15」を改良し、さらなる低蛋白化を実現した。
腎疾患患者は、腎臓機能の低下を抑えるために、低蛋白食事療法が欠かせず、さらにカリウム、リンの摂取も抑制する必要がある。「生活日記ごはん1/25」は、通常のごはんとカロリー量は同等ながら、蛋白質は25分の1に調整しており、ミネラル栄養素についても、カリウムは通常のごはんの20分の1以下、リンは3分の1以下に低減させた。
一般的に、蛋白質量を減らすほど、ごはんの風味・食感が低下するが、国内唯一といえる植物性乳酸菌による“除蛋白技術”により、風味とふっくら感も向上させている。原材料は国内産うるち米、酸味料で、賞味期限は常温保存で6カ月。
内容量が180gの通常タイプ(24食入り、税込み希望小売価格4788円)に加え、より低カロリーを望む患者用に、140g×2食(ツインパックの20個入り、5880円)があり、摂取カロリーによって使い分けられる。