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【面談したいMR】ベスト3は武田薬品、ファイザー、アステラス‐モスインスティテュートが調査

2006年5月2日 (火)

 開業医と小規模病院の勤務医(開診市場)でのMRの活動量が、大型合併企業と外資系企業の一部で高まっていることが、モスインスティテュートの調べで分かった。医師100人に対するMRの月間延べ訪問回数を指標とする「訪問密度」をみたところ、1位は昨年同様「ファイザー」だが、次いで「アステラス」が「武田」を追い抜いて2位となった。「大日本住友」は9位に入った。グラクソ・スミスクライン(GSK)、アストラゼネカも急浮上した。一方、医師が面談したいMRでは1位「武田」、2位「ファイザー」は昨年同様だが、「アステラス」が3位となり、各診療科別ランクでも上位5社に入り、活動量と医師の評価の両面で力を見せつけた。

 製薬各社のMRの活動状況を探るこの調査は05年11月、同社マーケティング部が東京と近畿圏の開業医と100床未満の勤務医の5300人を対象に行い、759人(回答率14%)有効回答を得たもの。

 今回の結果についてモスは、「製薬業界の合併は往々にして研究開発力の側面がクローズアップされることが多いが、営業力に及ぼす影響が甚大」と指摘。ランキングで中堅以下に位置づけられる企業に対しては「限定領域への特化が必須」だとした。

 MR活動量の指標とした「訪問密度」は、例えば月50人の医師(医師カバー率)に月1.5回訪問したとすると、両値を乗じて算出され、この場合75回となる。類似薬効製品の処方シェアとの間には密接な相関があるという。

 それを見ると、1位から順にファイザー(訪問密度:81.2回)、アステラス(79.5回)、武田(70.2)、ノバルティス(67.6回)、万有(66.9回)。

 合併前の両社は10位以下だった大日本住友(43.8回)は9位に急浮上。6位の三共(63.1回)と10位の第一製薬(43.1回)が「第一三共」として換算すれば、3位(75.3回)に相当するという。

 医師が面談したいMRでは、1位から順に武田、ファイザー、アステラス、三共、万有で、アステラスが3位に食い込んできた。アステラスは調査した医師の診療科別評価でも高く、循環器科(4位)、消化器科(4位)、呼吸器科(2位)、代謝内分泌系(2位)、精神神経科(1位)で、いずれも上位5位に入った。

 この中でモスは、ツムラ(8位)、小野薬品(9位)、持田製薬(16位)、帝人ファーマ(17位)など限られたMR数で上位ランクを確保している点に着目した。「いずれも重点領域特化の市場展開が挙げられ、各社戦略製品の主需要先たる顧客に対しての積極的な訪問活動を通じた手厚い学術サービスなどが奏効している結果」と分析した。




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