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◆先日、来年６月に南アフリカで開催されるサッカーＷ杯の予選グループ組み合わせが決定した。各組上位２カ国が決勝トーナメントに進出するが、日本は、オランダ、デンマーク、カメルーンと同じＥ組
◆この３カ国はいずれもＦＩＦＡランキングで日本よりも上位。過去のＷ杯の実績でも上だ。特にオランダは優勝こそないが、毎回優勝候補に挙げられる強豪国で、今年９月に行われた親善試合で、日本代表は０対３で完敗している
◆しかし、日本代表の岡田監督は組み合わせが決まる前から「ベスト４」を目標に掲げており、組み合わせ決定後も、その目標を下方修正していない。日本代表は来年６月、強豪国を倒し、ベスト４という高みへと挑むことになる
◆日本代表の過去の実績から見れば、ベスト４という目標は現実的ではないかもしれない。「夢物語」という冷ややかな分析もある。それでも挑戦しなければ手に入らないものがあり、無理だと諦めていては何も始まらない。岡田監督の下、高みへ挑む日本代表の姿が、不況に喘ぐ日本国民の希望となるような結果を期待したい。