興和は、日本初のフィルムタイプ下痢止め薬「トメダインコーワフィルム」(指定第2類医薬品)を新発売した。
通勤・通学途中や会議中など外出先での突然の下痢は、日常生活や仕事に支障を来しかねない。そうした中で同社は、突然の下痢にその場で対処できるように、携帯や服用に便利なフィルム状の下痢止め薬を開発した。
新製品の「トメダインコーワフィルム」の特徴は、止瀉成分のロペラミド塩酸塩を、薄いフィルム状の製剤に閉じ込めたこと。ロペラミド塩酸塩は、腸の過剰な運動や腸の粘膜における水分の吸収・分泌異常を改善して、下痢を抑える働きを持つ成分で、食べ過ぎ・飲み過ぎや寝冷えによる下痢に優れた効き目を発揮する。
厚さわずか0・08mmの、かさばらない薄型フィルム製剤で、財布や定期入れなどに挟んで携帯できる。また、口の中ですぐに溶け、水なしでも服用可能なため、突然の下痢にも場所を選ばす、困ったその場で服用できることも特徴だ。
税込み希望小売価格は、6枚入りで1050円。