GSジュニアベンチトップシステム
ロシュ・ダイアグノスティックスは、研究者向けに、次世代のシークエンサーとして「GSジュニアベンチトップシステム」を新発売した。
GSジュニアベンチトップシステムは、同社が販売中の上位機種「GS FLXシステム」が持つロングリードの技術を保持したまま、機器本体を小型化し、使い勝手を向上させたパーソナル次世代シークエンサー。
研究室レベルの実験規模に対応するため、機器本体の導入費用やランニングコストの低減を図った。
機器本体価格は、上位機種の約5分の1で、1ラン当たりのランニングコストも、専用試薬を用いることで、約85万円から約13万円に低減。さらに、操作方法やデータの取り扱いが簡単に行えるのが特徴で、多くの研究者が次世代ゲノムシークエンス技術を利用できるようにした。
税抜希望販売価格は、GSジュニアベンチトップシステム本体が1550万円。