大塚製薬は13日から、大豆を丸ごと使った新発想の大豆炭酸飲料「SOYSH(ソイッシュ)」を、同社の通販サイト「オオツカ・プラスワン」を通じて新発売した。当初は通販で先行して取り扱い、将来的には小売店頭での販売、さらにはグローバル市場を視野に展開していく計画。 「SOYSH」は、大豆の栄養をより手軽に、美味しく飲める飲料として、大豆の味が苦手で大豆製品が摂れない人や、大豆摂取量の少ない若い人を含む、多くの人々に飲んでもらうべく開発した。
豆乳には炭酸を入れると凝固する特性があるが、同社独自の処方によって、丸ごと大豆と炭酸の組み合わせを実現した。
1本(100mL)中に、約21粒分(国産大粒大豆換算)の大豆を含有し、植物性タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をはじめ、おから成分を含めた大豆の栄養を丸ごと摂ることができる。大豆イソフラボンも20mg含んでいる。炭酸の爽やかさで、大豆特有の後味も気にならない。税込み希望小売価格は、30本3150円、12本のトライアルパックが1260円。
同社によると、4月のプレス発表以来、「どんな製品なのか」「どこで購入できるのか」といった多数の問い合わせが相次ぎ、日増しに待望の声が強まっていったそうで、「栄養豊富で、これまで味わったことのない爽快な味わいを、ぜひ体験してもらいたい」としている。