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【厚労省】禁煙補助剤投与後に自動車事故

2011年07月08日 (金)

 厚生労働省は、禁煙補助剤「バレニクリン酒石酸塩」(製品名:チャンピックス)の投与後に意識障害があらわれる可能性があるとして、危険を伴う機械の操作について、従来は「操作する際には注意させる」としていた添付文書の記載を、「操作に従事させないよう注意する」と見直すことに決めた。既に自動車事故に至った事例が報告されているという。

 このほか、抗リウマチ薬「トシリズマブ」(アクテムラ)の禁忌に活動性結核を追加し、結核が疑われたり、治療歴のある患者には、原則として同剤の前に適切に抗結核薬を投与するよう添付文書を改めることなどを、メーカーに指示した。

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