日東薬品工業の滋養強壮剤「若甦」ブランドは、「若甦内服液G」「若甦ノンカフェ内服液G」「若甦インペリアルソフトカプセルα」など、内服タイプ・カプセルタイプの豊富な製品ラインナップで、生活者の多様なニーズに応えている。今月から新発売された「若甦温」(第3類医薬品)は、若甦シリーズとして初めての“お湯に溶かしてのむ”タイプで、三つの生薬と6種のビタミンが、疲れた体に活力を与える。ビタミン含有保健薬としても、溶かしてのむタイプは同品が初めてで、発売元の日邦薬品では「夏から秋冬に向けて大いに期待したい商品」と位置づける。
「若甦温」は、滋養強壮効果と新陳代謝を促す、コウジン(紅参)、エゾウコギ(蝦夷五加)、オウギ(黄耆)の3種の生薬と、アスコルビン酸(ビタミンC)、酢酸d‐α‐トコフェロール(ビタミンE)、チアミン硝化物(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ニコチン酸アミド、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)の6種のビタミンを配合しており、肉体疲労時、病中病後などの場合の栄養補給に効果を表す。
冬場の悩みとして、特に女性では「冷え症」を挙げる人は多いが、最近では夏場の「冷え」を感じる人も多い。「若甦温」は、そうした現代人に増えている“冷え・低体温”をターゲットに開発された。
服用法は、100 mL のお湯または水にサッと溶かしてのむ、1日1回服用タイプ。ビタミンC配合で、ほどよく酸味があり、ゆず風味でのみやすく、服用感(温まる、ホッとする)のある味と香りも特徴。ノンカフェイン処方で、就寝前でも気にならない。税込み希望小売価格は、14包3675円、28包6825円、56包1万2600円。
「若甦温」は、特に就寝前の一息つきたいときや、1日の終わりに服用することで、疲れを次の日に残さない。日本薬局協励会の会員薬局では「じっくり温まりながら、ゆずの風味を楽しみ、リラックス効果も期待できることから、店頭でのお湯割りのプロモーションが好評」という。