国立長寿医療研究センターは、認知症の新しい治療法を開発するため、全国6施設と「認知症臨床研究・治験ネットワーク」を立ち上げ、初めての臨床研究をスタートさせる。ネットワークでは、まず抗てんかん薬の適応拡大を目指した多施設臨床研究を開始し、次いで認知症の診断薬、新薬開発につなげる。認知症の難しさとされる臨床診断、心理検査、画像診断等の標準化にも取り組み、質の高い治験実施体制を整備したい考えだ。
ネットワークの参加施設は、国立長寿医療研究センター、弘前大学病院神経内科、東京医科大学病院老年内科、浜松医療センター神経内科、川崎医科大学病院神経内科、国立病院機構広島西医療センター神経内科の全国6施設。
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