第62回日本薬学会近畿支部総会・大会が20日、西宮市の武庫川女子大学薬学部キャンパスで開かれ、1000人以上が参加した。パネルディスカッション「今、薬学部、薬学生に期待するもの」では現場の薬剤師らが講演。早いうちにキャリアプランを構築するよう薬学生にアドバイスを送った。また、薬学教育6年制になって弱まったとされる薬系大学の研究能力を活性化するよう求める声もあった。
ミヤケ薬局の三宅圭一氏は「早い段階で自分の将来像を見つけることが重要」と呼びかけた。将来、病院で働く、薬局で働くという目標が見つかれば「例えば副作用を発見するには、薬理学を勉強する必要があり、その前にはいろいろな勉強をしなければいけない。そんなつながりが出てくると学生の早い段階から、厚く、深く勉強できる」と話した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。