武田薬品は、6月に買収した米子会社「URLファーマ」の後発品事業を米カラコ社に譲渡すると発表した。譲渡金額は6500万ドル(約55億円)。今後、規制当局の承認を含め必要な手続きを経て譲渡される予定だ。
同社は6月、痛風領域に強い米製薬企業「URLファーマ」を総額8億ドル(約650億円)で買収。米子会社「武田ファーマシューティカルズUSA」を通じて、高尿酸血症治療剤「コルクリス」(一般名:コルヒチン)の販売や研究開発を進めてきた。コルクリスだけで、今年6月から9月までの3カ月間で、1億5500万ドルの売上を上げている。
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