東邦ホールディングスは4月1日付で、スペシャリティドラッグ関連市場の流通諸課題に対応するため、完全子会社「オーファントラストジャパン」を設立した。主な事業目的は、[1]医療用医薬品、治験薬等の高品質で迅速・効率的なトレーサビリティによる流通管理と販売[2]医療提供者や患者への医薬品に関する適切な情報提供と収集[3]海外におけるスペシャリティドラッグの流通に関する調査研究[4]スペシャリティドラッグに関する製薬企業、医療機関、医療提供者、患者へのソリューション提供――で、従業員数は10人、社長には蔵方慎一氏が就任した。
同社は、これまで培ってきたスペシャリティドラッグの一部独占販売ノウハウを生かし、検査薬事業等で培った温度管理体制の知見、技術をバックグラウンドにした全温度帯における品質管理の実現、グループネットワークを活用した迅速で効率的な安定供給、メーカーから患者までのトレーサビリティ確保、情報提供・収集機能などを備えて流通諸課題を支援・解決することを目的としている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。