下村博文文部科学相は2日、閣議後会見で、相次ぐ研究費の不正利用や論文ねつ造を受け、再発防止に向けた「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」を設置すると発表した。タスクフォースは、福井照副大臣を座長に、秋頃までに再発防止の方向性をまとめ、必要な措置を講じる。
最近、東京大学で分子細胞生物学研究所元教授らの43本に上る論文ねつ造、政策ビジョン研究センター教授の研究費詐欺容疑による逮捕、さらに北里大学の補助金不正受給などが相次いで発覚した。
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